グアテマラは中央アメリカ北部に位置する国です。広さは10万9000平方キロメートルで日本の3分の1程度の広さです。国土の約70%が火山に囲まれた山岳地帯で、寒暖差が大きく雨量も豊富で火山灰の土壌であるなどコーヒーの栽培に適した環境です。
グアテマラのコーヒー栽培の起源は1750年代に修道士により持ち込まれたのがはじまりです。広く普及したのは1850年ごろからです。当時輸出の主軸を担っていた天然染料が化学染料から打撃を受けたことと、隣国のコスタリカがコーヒー豆によって経済が潤っている状況をみたことからコーヒー栽培が進められるようになったのです。
グアテマラ産のコーヒーは生産地の標高により等級で格付けしています。標高が1300m以上がSHB(ストリクチリーハードビーン)で最高等級のように標高が高くなるほど風味が豊かになると評価されています。コロンビアのように豆の大きさで評価される国もあれば、ブラジルみたいに欠点豆の数で評価される国があったりします。国々での評価の仕方を学んでみるのも面白いかもしれませんね。
そんなグアテマラ産のコーヒーは産地によって異なりますが、フルーティーな酸味と花のような香りが特徴です。また深いコクがあり優しい甘さの後味が上品で飲みやすかったりします。というのもグアテマラ産のコーヒーは焙煎度によって異なる風味を楽しめます。酸味を楽しみたい場合は中煎りぐらい、苦みとコクや香りを楽しみたい場合は中深煎りから深煎りの焙煎度でお楽しみいただけます。アイスコーヒーでもお勧めできるのがグアテマラのコーヒーなのです。
ベクトルコーヒーでもグアテマラのコーヒーを焙煎豆とドリップバッグで販売しています。焙煎豆は1袋から日本全国発送しています。ぜひオンラインショップでご覧くださいませ。こちらから→vector coffee roaster
最後までお読みいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。機会があればまた続きを書かせていただきますね。