カフェインとはコーヒー豆、茶葉、カカオなど、天然の食品に含まれる成分の一つです。これらを原料にしたコーヒー、お茶にカフェインは多く含まれています。カフェインは頭がさえ、眠気を覚ます効果が多くの人に知られています。他にも利尿作用や基礎代謝の向上、胃酸分泌作用があると言われています。
WHO(世界保健機関)や各国の保険証、食品機関などの国際機関は健康に害するリスクとなりうるカフェインの量(悪影響のない最大摂取量)を設定しています。
というのもカフェインを過剰摂取すると、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などの健康被害をもたらすことがあります。コーヒーを飲んで眠気が吹き飛ぶ方がいれば、そうでない方がいるように感受性は個人によって大きく違いますが、カフェインを取りすぎて中毒症状になってしまわないようにするためにもカフェインの量を設定しているのです。
健康な成人の場合、悪影響のない1日のカフェイン摂取量は400mgと推奨されています。ドリップコーヒー200ccだとカフェイン量は約120mgと言われています。4杯以上だと最大摂取量を超えてしまうとのことなのです。ちなみに缶コーヒーのブラックは1缶で約85mg、微糖の缶コーヒーは約110mg、インスタントコーヒーは200ccで114mgみたいです。
ついつい多く飲んでしまう方もいらっしゃると思いますが体を壊しては元も子もありませんので、おいしく健康に飲むためにも普段1日にどのくらいのんでいるのか考え直してみるのもいいかもですね。
子供についてはカナダの保健省が10~12歳のこどもで85mgくらいが接種の目安としています。コーヒーとミルクが半々のカフェオレでも60mgはあるのかもと考えるとコーヒーは大人の飲み物なんだなあと改めて考えさせられます。こどもの皆様はくれぐれも大人になってからコーヒーを楽しまれてくださいね。
※最後までお読みいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
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